今回は久しぶりにオフィスを飛び出し……
気持ちの良い光景が広がる場所へとやって来ました!
株式会社木栄様では、国産の木材にこだわり
木材の製材・加工・建築設計・施工・土地分譲など
幅広い分野に取り組まれています。
当社の増築工事では、外壁に使用する京都府産の木材をご用意いただきます。
この日は製造工程を見せていただきました!
まず、案内していただいた場所は木材(丸太)置き場。
山をバックに大量の木材が並んでいる様子は壮観です!
こちらは丸太の皮むきの様子。
三枚の刃が回転している機械に丸太を通すことで
鉛筆削りのような要領で皮をむいていきます。
むいた皮は粉砕して肥料に変身させるそうです。
余すことなく活用されているんですね!
皮をむいた木材は裁断します。
裁断した木材は、特に夏場はすぐに乾燥して割れてしまうため
スプリンクラーで全体を濡らします。
日差しの強い中のスプリンクラーは、とても涼し気ですね。
その後、巨大な乾燥機で乾燥させます。
木の種類やサイズ等によって、温度や時間を調整しながら
じっくり乾燥させていきます。
丁寧な乾燥作業が、確かな品質づくりの鍵だとか。
乾燥させた木材は、必要な大きさにカットしたり磨いたり、加工を行います。
当社で使用される予定の完成した木材がこちら。
美しい板に仕上がりました!
次回のブログでは、こちらの板を塗装する様子をご紹介します!
◆おまけに……◆
最後にご紹介するこちらの写真は「ヒノキ」と「スギ」の丸太です。
丸太にするとその違いが歴然!なのですが
どれが「スギ」か分かりますでしょうか?
答えは……
中心部分に濃い色が出ている丸太!
濃い色が出る部分は、こげ茶~赤黒いものまで
様々なものがあるそうです。
木の断面にも個性があって面白いですね。