ラプラスの社窓02「伏見五福めぐりとは?」
豊臣秀吉の城下町として栄えてきた伏見には、古くから庶民に信仰された社寺が多くあります。
その中でも伏見を代表する5つの社寺を初詣も兼ねて散策する「ご利益めぐり」のことを
「伏見五福めぐり」といいます。所定の色紙に朱印を集めると先着2,000名に干支の土鈴が贈られます。
勝運・馬の神社として、多くの競馬関係者も参拝する藤森神社。
今年は「午年」ということもあり境内は更に、にぎわっていました。
とくに巨大な絵馬や、力強い神馬像は絶好の記念撮影スポットとなっていました。
毎年5月5日に開催される「藤森祭」は端午の節句の発祥の祭りとして有名です。
(京阪墨染駅から徒歩5分/当社から徒歩30分)
伏見全町の総氏神である御香宮神社。安産のご利益があるということから、
家族で安産祈願に来ている方が多かったです。
また、名水百選の地である御香宮神社ならではの、おみくじとして、
水で濡らすと結果が見える「水占い」があります。
(京阪伏見桃山駅から徒歩3分/当社から徒歩12分)
桃山御陵のふもとにある乃木神社。
日露戦争で武功をあげ、明治天皇に殉死した乃木希典がまつられています。
境内は庭園のようになっており、乃木将軍の愛馬の像や記念資料館などがあります。
(京阪伏見桃山駅から徒歩15分/当社から徒歩25分)
弁財天をまつる長建寺。一般に「島の弁天さん」とよばれ、元禄時代の
中書島開発の際に創建されました。毎年7月には弁天祭があり、にぎわいます。
また春は桜、秋は紅葉の穴場スポットです。
(京阪中書島駅から徒歩5分/当社から徒歩10分)
もとは長福寺という名前でしたが、薩摩の島津義弘により「大黒寺」に改められ、
薩摩藩の祈祷所となりました。
この縁から寺田屋事件で犠牲になった薩摩藩士が葬られています。
また寺には、西郷隆盛や大久保利通が会談に使ったとされる部屋が残っています。
(京阪中書島駅から徒歩20分/当社から徒歩10分)