計画値制御オプションとは
自己託送に必要な計画値同時同量を実現するために出力を制御するシステムです。送配電事業者の出力制御にも対応しており、計画値制御と出力制御の併用が可能。
自己託送とは
自己託送とは、発電設備から電力系統を経由して他拠点へ送電(託送)する仕組みです。
計画値同時同量とは
自己託送を利用する場合、計画値と実績値を一致させることが求められます。
※対応PCSメーカーについては、営業担当へお問い合わせください。
※発電電力量の予測や自己託送に必要な各種計画の作成およびOCCTOへの提出は、お客様ご自身でご対応いただく必要があります。
機能紹介
1計画値制御
お客様が作成した発電計画値をもとに計測機がPCSを制御します。
送配電事業者の出力制御にも対応。計画値制御・出力制御の併用が可能です。
計測機: Solar Link ZERO
コンパクトな計測制御端末。発電状況をリアルタイムに計測・保存し、サーバーへアップします。PCSの出力制御も行います。
※発電計画値と発電実績値の同量制御をお約束するものではありません。
※別途電力会社より出力制御が行われる場合は、出力制御を優先して動作する場合があります。
2計画値のアップロード
手動アップロード
対象年月日を設定し、当社のフォーマット*に則り作成したCSVファイルをアップロードします。
* 30分間隔の発電計画(kWh)を1日分(48コマ)、1ファイルで作成
Web APIによるアップロード
弊社が提供するWeb APIを使用し、計画値を自動でアップロードできます。
※自動アップロードを行うには、計画値をアップロードするプログラムをお客様でご準備いただく必要があります。
※ご利用には、秘密保持契約の締結が必要です。契約の締結後にAPI仕様書を開示します。
※その他、詳細な仕様につきましては担当営業へご相談ください。
3発電実績と発電計画を確認
年、月、日を選択した後、各ボタンから計画値・実績値を確認できます。
CSVダウンロード
計画値、実績値、乖離率、出力制御計測項目を、指定日(1日分)の30分間隔の値でCSV形式にて出力。
グラフ・帳票の表示
計画値と実績値をグラフで表示。帳票には計画値、実績値、乖離率を表示。
更新
グラフ・帳票の表示内容を更新。
※都度手動で更新していただく必要があります。
4計画の更新履歴
選択した年月日より過去の履歴を最大10,000件表示します。
※1ページ最大100件