5月下旬、伏見全町の総氏神である御香宮神社より
ご神職様にお越しいただき、上棟式を執り行いました。

 

上棟式は、工事の無事と建物の繁栄を願って行われるものですが
現在は、棟梁や大工さんたちへの感謝の気持ちを示す役割が大きいそうです。

 

今回はそんな上棟式の様子をお届けします!
上棟式の会場
上棟式の会場は、増築中の社屋の1階部分に設けられました。

 

神前へのお供え・祝詞の奏上
1月に行った地鎮祭同様、まずは穢れを祓い清め
神様をお迎えし、神前へのお供え・祝詞の奏上などを行いました。

 

切麻(きりぬさ)をまく様子
その後、上棟式では棟柱を祓い清める儀式を行います。
足場の上から棟柱に向かって切麻(四角く切った紙)をまき、

 

大麻(おおぬさ)で祓い清める様子
足場の下では、ご神職様が大麻(木の芯棒に紙垂をたくさん付けたもの)で祓い清めます。

 

神酒拝戴
儀式の最後には、神前にお供えしてあった神酒を頂戴する
神酒拝戴が行われました。

 

当社代表からの挨拶
儀式を終えた後は、当社代表からご挨拶をさせていただき
無事に上棟式を迎えられた事への感謝と
完成までのより一層のご協力をお願いいたしました。

 

集合写真
ご参加頂いたみなさま、ありがとうございました。

  

◆おまけに……◆
上棟式の会場の中心に飾られていた印象的な飾りは
「扇御幣(おうぎごへい)」と呼ばれるものです。
扇御幣(おうぎごへい)

 

京都の千本釈迦堂の大恩寺が建設された際に
棟梁の窮地をその妻である阿亀(おかめ)が救ったことに由来しており
建物の無事と繁栄を祈って飾るそうです。

 

建築を支えた女性を飾る風習があるなんて、素敵ですね!