突然ですが、皆さんは
“埋蔵文化財”という言葉をご存知でしょうか?
地中に埋蔵されている文化財のことで、その存在が
知られている土地を「埋蔵文化財包蔵地」と呼びます。

 

埋蔵文化財包蔵地では、土地の開発や宅地化の際に
適切な「発掘調査」が必要となります。

 

当社の所在地は、まさにその「埋蔵文化財包蔵地」!

 

今回は、建築前の大仕事である
“埋蔵文化財の発掘調査”についてご紹介いたします!

 

◆発掘調査の大まかな流れ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
・パワーシャベルなどで調査予定の地層まで掘り下げます。
・その後、調査員の方々が土の微妙な色や質、
 出土した土器などを見極めながら
 新しい時代の地層から古い時代の地層へと順を追って
 掘り進み、その土地の変遷を調査していきます。
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ここからは、実際の発掘調査の様子をご覧ください!

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こちらは、当社3Fの窓からの眺めです!
日々、掘り進められていく様子はとても面白く
つい足を止めて見入ってしまう社員も……

 

地層は古いものと新しいものが混じり合って形成されることも多く
新しいものから順に掘り進めていくうちに、写真のように
でこぼこした地形になるそうです!

 

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土の色の違いなどを手掛かりに位置を決め、印をつけて掘り進めていきます。
果たしてここに何があるのか…!?期待が高まります!

 

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適切な調査を行うため、様々な道具を駆使して丁寧に掘り進めます。

 

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掘るだけではなく、位置や標高なども計測し記録していきます!

 

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合間を縫って、発掘されたものを綺麗にする作業も行います。

 

こうして発掘された成果は、数カ月にわたる検証により
時代などが特定されていくそうです!

 

発掘調査の様子を一部お届けしましたが、いかがでしたか?

 

次回からは、取材チームも思わず歓声をあげた
“発掘の成果”についてご紹介したいと思います!
どうぞ楽しみにお待ちください!